今回は、東京都奥多摩町にある林道不老線へ夫婦ツーリング。ワタシはクロスカブ110（JA60）、夫はGN125Hで走行です。前回の林道槐木線から林道小中沢線に接続し、三ノ木戸山展望所方面に進み、途中の分岐を右に行くと林道不老線です。「東京消防庁 奥多摩消防ヘリポート」や「東京農業大学 奥多摩演習林」、そして林道終点には「奥十二天大山祇命山ノ神」の祠があり、オイヌサマにも会ってきましたよ(*^^*)
≫奥多摩【林道 槐木線】槐木のサイカチと馬頭観音 クロスカブツーリング
以前NMAX125で不老林道を走ったことがありますが、その時は勾配とガレ具合に翻弄され（大げさｗ）途中で心が折れて断念。今回はクロスカブでのリベンジ走行でもあります。【 FUJIFILM X-T30II XC15-45mm F3.5-5.6 】と一部スマホでも撮影。
林道不老線 走行動画
夫カメラの走行動画です。写真で見たい方は下へスクロールしてください(*´ω｀)
林道不老線を写真で見る
林道不老線の起点。
引きで見るとこのように分岐になっています。分岐の左側は林道小中沢線で、終点に「三ノ木戸山（さぬきどやま）展望所」があります。この三ノ木戸山展望所もものすごく景色が良いんですよ。でも今回は分岐右側の林道不老線を走ります。
不老林道は、途中からダートになるピストン林道で距離は約4km。
途中からダートになりますがフラットダートなので走りやすいです。
途中、東京農業大学の研修センター方面との分岐があり、この画像はその付近で撮ったもの。
東京農業大学奥多摩演習林の案内板。これを見ると演習林ってかなり広大ですよね。
拡大図。赤色の実線が林道不老線。「現在地」から「オキノ十二天」と書かれている林道の終点までは演習林の中を走るということになります。この演習林では様々な実習や研修、そして研究活動が行われていますので、林道から外れて林内に入ってしまうことの無いように気をつけて走ります。
ここからあと半分くらいです。
途中でパシャリ。
終点に到着。ここから徒歩で「オキノ十二天」のオイヌサマに会いに。
奥十二天大山祇命山ノ神とオイヌサマ
この先に「奥十二天大山祇命山ノ神」の祠があります。「おきのじゅうにてん おおやまつみのみこと やまのかみ」と読みます。
周りはこんな感じ。季節にもよるけれど春から夏にかけては緑がスゴイ！秋は紅葉するのかな。それも見てみたい。
奥十二天大山祇命山ノ神は十二天尾根の先に祀られており、尾根を歩く感じになります。足元には無数の木の根っこがあり、さらに尾根なので左右両側が崖のようなカタチになっているので結構コワい(;’∀’)山を歩く前提なので靴はしっかりとトレッキングシューズを履いています(*´ω｀)
尾根の先に見えました！！この景色、何というか言葉に出来ないけれど本当に好きで画像を何度も見てしまう。
山の神様にしっかりと手を合わせました。
大山祇命山ノ神（おおやまつみのみこと やまのかみ）
『古事記』では大山津見神、『日本書紀』では大山祇神、他に大山積神、大山罪神とも表記される。神名の「ツ」は「の」、「ミ」は神霊の意なので、「オオヤマツミ」は「大いなる山の神」という意味となる。
Wikipediaより
秩父地方や奥多摩地方には狼信仰があり、埼玉県秩父地方の神社や東京都青梅市の武蔵御嶽神社には『日本書紀』の記述に基づく「おいぬ様（お犬様）」の伝説があります。狼（オイヌサマ）は、大口真神（おおくちのまがみ、おおぐちまかみ）とも山の神の使いとも言われています。
なんともかわいらしいオイヌサマです。会えるとやっぱり嬉しいですね。
以前、檜原村の大嶽神社里宮に訪れたことがあります。大嶽神社は「大岳神社」とも記されることもあり、その本社（本宮）は奥多摩三山、霊峰『大岳山』の山頂付近にあります。この里宮にもオイヌサマがいらっしゃいます。
≫ 大嶽神社 里宮～大岳山とオオカミ信仰 檜原村パワースポット
奥多摩 不老林道の近くでランチするなら
林道不老線から近いというよりも、奥多摩と言えばやっぱり釜めし！ですよね(*´ω｀)一度訪れてその味に魅せられてしまったのが『古民家 食事処 ちわき』さんの「鮎のかまどご飯（鮎釜）」です。3月～8月限定ではありますが、タイミングが合えばまた味わいたい一品です。