バイクツーリングに行くときはもちろん、家の近くを散歩しながら撮影したいときにもワタシにとってマストアイテムなのがカメラバッグ。バイクに乗らないならそこまで考えずにちょうど良い容量で気に入ったデザインのものを選べばいいけれど、ツーリングに持っていくとなるといろいろ考えちゃいます。今回は、愛用しているモンベルのカメラショルダーバッグを1年使ってみての感想です。
バイクツーリングにミラーレス一眼カメラを持っていきたい
夫婦でバイクツーリングを楽しむようになって購入したミラーレス一眼カメラFUJIFILM X-T30II。 やっぱり行った先々の風景や美味しいもの、そしてバイク自体を撮影したい。
となると今持っているカメラバッグじゃダメだよね…ってことでツーリング用に最初に購入したのがリュック型のカメラバッグでした。カメラは精密機器だし、安全に持ち運ぶにはカラダに密着させるのが一番だと思いリュック型にしました。これは使い始めは良かったんです。でもだんだんとその重さに耐えられなくなってしまい……Σ( ̄ロ ̄lll)
肩が…めっちゃ凝る!!!
いくら軽いリュックでもツーリングの帰り道は肩と背中が悲鳴をあげるw
結局、夫に押し付ける始末(笑)
それだけじゃなくて、ツーリング途中で「あっ!ここの景色撮りたい!」ってなるじゃないですか。そういう時にリュックだとサッとカメラを出すことができない。出すのがいちいち面倒で結局「いいや…」ってなっちゃう。まあ、ちゃんとバイクを停めてゆっくり撮ればいいじゃん、ってハナシなんですが、ツーリングって目的地があるから基本的には予定している休憩時以外は止まりたくないんですよね。
そういう経験をして、次にカメラバッグを買う時は、
- 立ち止まってサクッと撮影できて
- トレッキングや散歩撮影にも使いやすくて
- 軽くて
- 防水性があって
- 丈夫なカメラバッグ
にしたいと。めちゃめちゃ探してついに見つけました!
モンベル カメラショルダーバッグの魅力
モンベル カメラショルダーバッグ M
ワタシが購入したのはMですが、Lもありました。ミラーレス一眼カメラ(APS-C)2台と標準ズームレンズ1本、パンケーキレンズ1本が入る大きさを探していて、Mでちょうど良い感じです。
まず、防水性ですが、公式サイトによると「高い防水性があるが完全防水ではない」とのこと。この後詳しくお伝えしていきますね。
重量は617g。最初に手にした感じは「お~めっちゃ軽い!」でした。
強度と軽量性を兼ね備えたモンベルオリジナルのシェル素材(バリスティックナイロン)が使われています。公式サイトによると、織物にした段階で従来のナイロンと比べて同重量であれば約2倍の引き裂き強度を実現しているそうです。
バリスティックナイロンは、軍用に開発された非常にタフな繊維で、強度、防水性共に高いものと言われています。
ショルダーストラップとウエストベルトがついています。このショルダーストラップについている肩当て(?)が大きくて幅も広く、クッション性もあり、使う人の気持ちわかってるなぁ~って思いました。これだけ太ければバイクに乗っていても肩がラクそう。
ウエストベルトをすることによってカラダとの密着度が高くなりバッグの揺れを防止できます。(使わない時は収納できますよ。)
ロールアップ方式のカメラバッグで、
- カメラやレンズの出し入れがラク
- 雨天時にもカメラや機材を濡らしにくい
というメリットが。このロールアップ方式、かなり気に入っています。ファスナーではないので、バックルを外すと大きく開いてすぐに出し入れができるんです。
外側、前面ポケットには止水ファスナーが。これはうれしい!安心感があります。このポケットは薄いのでフィルターだと2枚くらいでもういっぱい、という感じ。たくさん撮影される人はSDカードや予備のバッテリーなどを入れるのかと思いますが、ワタシはフィルター1枚とクリーニングクロス、絆創膏などを入れています。
中には仕切りが2枚入っています。マジックテープがついていて簡単にセットできます。
この内袋(黄色い部分)がすごい。ハイドロプロというモンベルオリジナルの高耐水圧ポリウレタン樹脂防水コーティングが施されているそうです。このハイドロプロは公式サイトによると耐水圧は5,000mm以上とのこと。耐水圧5000mmってよくわからないので調べてみると…小雨~中雨をしのげる程度らしいです。
ミラーレス一眼カメラFUJIFILM X-T30II(標準ズームレンズ)とCanon EOS M10(22mmパンケーキレンズ)を入れてみました。どちらもAPS-Cです。
基本的に雨が降っているときにバイクツーリングはしませんが、万が一、ザっと降られてしまった時にカメラやレンズを守れるのは安心感があります。縫い目にも同素材のシームテープ処理が施されているとのことなのでさらに安心。
バックルは、肩掛けの際はサイドで止めるんですが、上で止めると持ち手になって便利です。
そして、両サイドにストレッチの効いたポケットがあり、500mlのペットボトルをラクに入れることができます。水筒でもいいですね。バイクを降りてちょっと山歩きをする時など便利です。このポケットには防水性はありません。
実際に身につけるとこんな感じ。身長約170cmの夫にモデルになってもらいました。
バイクに乗る時は左の状態。バッグは簡単にぐるりと前に持ってこられ(右の画像)、カメラをサッと取り出すことができます。
このウエストベルトは、バイクを降りてちょっとしたトレッキングをしながらの撮影時にも重宝しています。ショルダーバッグって背中に回すと楽なんですけど、下を向いた時とかバッグ本体が一気にグワンと前に来ちゃいますよね(^_^;)ウエストベルトはそれも防いでくれるのでありがたいです。
モンベルカメラショルダーバッグはこんな人におすすめ
モンベルのカメラショルダーバッグについてはほぼメリットばかりでデメリットなんて見当たらないよなぁ~…と思っていましたが、それでもやっぱりあります。これはモンベルだからではなくて、ショルダーバッグのデメリット。
片方の肩に重みがかかるので、長距離ツーリングをするとやっぱり肩が凝る!
バイクを降りての撮影や、お散歩しながらの撮影にはメリットばかりだと思います。ただ、長時間肩に掛けっぱなしだとどうしても肩への負担は避けられないかも。
→これはだんだんとツーリングにカメラを持っていくのが億劫になるという悲しい結末が予想できるのでやっぱり解決しないと!というワケでそれは次の記事で。
モンベルカメラショルダーバッグはどんな人におすすめできるだろうとワタシなりに考えて…
- 近距離~中距離程度のお散歩ツーリングにカメラを持っていきたい人
- 丈夫で防水性があり機動力の高いカメラバッグを求めている人
あくまでも個人的な感想ですが、今までいろいろとカメラバッグを使ってきましたが、モンベルのこのカメラバッグはとにかく強いというか、しっかりとしていてその差は段違いかと。なのに軽くて使いやすい。なので、バイクツーリングやアウトドア、キャンプ、トレッキングなどに持っていきたい人にはおすすめしたいカメラバッグです。
モンベル カメラショルダーバッグ M(モンベル公式オンラインショップ)
【おまけ】コンパクトでおしゃれなカメラバッグ
⇩こちらはモンベルではありませんが、コンパクトで可愛らしいのに機能的なLufotiaのノマドキャプチャカメラバッグ。一眼レフでもレンズをつけたままカメラバッグに入れることができるそうです。お散歩撮影のお供やカメラデビューした方へのプレゼントにもおすすめ。